2020年度東支部11月例会
日 時:2020年11月18日(水)18時~
場 所:ウィズ・ザ・スタイル 福岡
テーマ:障がい者雇用から見えてくる企業づくり
~40年間の戦力として~
報告者:有限会社エス・ケイ・フーズ 取締役 中村 こずえ氏(長崎同友会)
内 容
主人がマクドナルド社の社員でした。
独立して自分でマクドナルドの店を経営する決意をし長崎の地で始めました。
もともとマクドナルドは障がい者雇用に積極的な会社でした。
私自身は全く関心がありませんでした。
雇用を全部引き受けました。
6年前にあった障がいを持つ子が、素晴らしい仕事ぶりだったのです。
私はすごく考えさせられました。
彼を育てた周りのスタッフがすごい。
私がやっていた『教育』っていったい何だったのでしょう。
上から目線で。
共に育つ……これこそ共育なんです。
いろんな人がいます。
出会う前は不安ばかりでした。
しかし仕事を覚えたらもう大丈夫です。
人は、何をもって能力が低いというのでしょうか。
人間的に基本のできる人を雇うのです。
できない理由探しはやめましょう。
できることを探しましょう。
同友会との出会いは2008年、講演会は断らずにします。
そこでいうのは、過保護にせず、社会に送り出しましょう。
そうすれば社会が育ててくれます。
長崎同友会で人を生かす経営について活動しています。
まずは(福岡同友会なら)バリアフリー委員会に参加してみましょう。
グループ討議
「あなたの会社でやってもらうならどんな仕事ですか?
また、一緒に働くことによってあなたの会社がどう変わると思いますか?」
吉原健一座長のまとめ
障がい者雇用によって、経営者や社員が『共に育つ』ことに気づきました。
40年間の戦略として、受け入れることは経営者に覚悟です。
仕事を限定すればできることはあります。
1社だけでやろうとすれば難しいこともありますが、
連携すればできることはあります。
大企業はごっそりもっていきます。
同友会ではいろいろな手段があります。
まずバリアフリーに参加しましょう。