～例会での気づきを会社へ持ち帰り、即、実践されていますか？～
◆報告者　（株）きねや　代表取締役社長　明石 勝善氏（東支部長）

東支部支部長として2年間、支部活動にご尽力を頂きました。
明石支部体制が終わる前に、例会で報告して頂きました。

日　時：２０２０年２月１９日（水）１８時～
場　所：ウィズ・ザ・スタイル　福岡
テーマ：同友会の教えの通りに経営してきました
　　　　～例会での気づきを会社へ持ち帰り、即、実践されていますか～
報告者：株式会社きねや　代表取締役会長兼社長　明石　勝善氏（東支部）
内　容
同友会で学んできたことを実践してきた。
全てうまくいったわけではない。
会社概要を中原均さんに言われて不離一体シートにまとめた。
１９８８年創業、父が創業し、私で３代目。
父は今でも毎朝会社に来てくれて１時間ほどいろんな話をする。
同友会で若い経営者が創業者についてあれこれ言う人がいるが、
創業者はその人のことを思って言っているはずだ。
後継者の役割は、創業者がやってきたことを、まとめて仕組みにして
次に受け渡すことだと私は思う。
何のために経営しているのか…社員の幸せと成長のためだ。
いまはこうして話しているが、以前は無茶苦茶していた。
バイトなどしながら学生時代を過ごし、卒業して家業に入った。
９６年に父にお店を出してもらった。
そこでは大将気取り、独裁者になっていた。
同友会にきて人の話を聞いても「稼いでナンボだろう」と思っていた。
金川俊一さんが例会で社員のことを涙ながらに話し
それを聞いている社員さんも泣いている…それを見て衝撃を受けた。
オレは一体何をしてきたんだろう。
いい人になろうとしたが、すぐにはなれなかった。
プレーヤーから脱却できないでいた。
私が店に入ればその店舗は売り上げが上がる。
しかし、いないと下がり、私はそれを責めた。
人が育たない…社員が考えるいとまを与えずに自分がやっていたから。
目先に売り上げにこだわり長期ビジョンがなかった。
竹野孔さんのように多店舗展開できなかった。
林田選さんに習って「あり方」　ブランドづくりを学んだ。
リーズナブルな価格で回収を早くすることでこなしていった。
お客様・社員・会社の３方よしの経営を目指した。
同友会では…「何にもしなかった」。