日 時:2018年6月22日(金)18時~21時
場 所:福岡県中小企業振興センター 大ホール・202会議室
内 容:例会グループ長研修
「学びのグループ長の手腕が決め手」
~同友会の学びを自社経営に活かす~
報告者:㈱シティーライン 代表取締役 田浦 通氏(福岡同友会代表理事)
【内 容】
昔は「同友会と会社は車の両輪」と言っていましたが、現在は「同友会と会社は不離一体」。
不離一体シートを作っています。
創業5年目で社員が一気に退社した事件がありました
そこで同友会で何か学ぼうとしました。
「理念は?ビジョンは?」初めて聞く言葉です。
同友会で志賀島セミナー(現・経営指針書作成セミナー)を受講しました。
社員は会社の進む方向が明確になってないと不安にったでしょうね。
そこで財務諸表を開示しました。
そしたら、みんな「しれ~」ってしていたんですね。
今度は数字を読めるように勉強会しました。
次は、新商品開発しました。差別化を考えました。
価格競争のない、景気に左右されない体質にしていこうと考えました。
そして迎えたリーマン・ショック…売り上げが落ちていない業界を調べました。
それがデンタル(歯医者)資材でした。そこでメディカル業界をターゲットしました。
同友会では経営労働委員長を務めました。労使見解を学びました。
共同求人で大卒が入ってきたのですが3カ月で辞めました。ショックでした。
そこで社員を大切に教育するシステムをつくり、「成長認定制度」を設置しました。
企業内託児施設をつくりました。
何のために働きますか。
創業の頃は「社長の夢の実現」でしたが、今は「社員の夢の実現」になりました。
報告の後、納富福代表理事より「グループ長レクチャー」がありました。
その後グループ討議をして、グループ長としての学びを深めました。