日 時:2016年10月19日(水)18時00分~
場 所:ウィズ・ザ・スタイル
テーマ:弁護士が語る中小企業の危機管理
報告書:(弁)黒木・内田法律事務所 弁護士 黒木 和彰氏(東支部)
報 告:不良債権処理に関わってきた。
再建型の倒産手続きはとても難しい。
ハウステンボスの例では証券会社はお金が好きだった。なのでまた倒産した。
HISは事業(仕事)が好きだった。だから再生している。
さて、収益性を上げるためには…一つには減価を下げることがある。
そのために、原産地を偽った会社があった。
それがきっかけで消費者庁ができた。
取引契約は綱引きのようなものである。
人件費を安くしようとすると、過労死の問題が出てくる。
中小企業における弁護士との付き合い方…敷居が高いのか。
見積もりを取ってみればいい。
解決には時間がかかることがある。
わたしは「預り金」を公認会計士に見てもらってHP上で公表している。
事業再生とは何か…弁護士はメスを入れる医者である。
再生を前提とした手続きが良い。
取引先がそのままでメスを入れられれば一番いい。
橋本卓典著『捨てられる銀行』は経営者必読の書である。
不良債権の事について述べてある。
中村高明さんの本も同じことが書いてあった
Q:良い弁護士とはどういう弁護士か?
A:(当日参加した4人の弁護士が答える)順序不同
広告を打っていない弁護士 隣接士業からの紹介 コミュニケーション力
誠実さ 紹介者がいる 年数(登録番号で分かる) 弁護士会で役付き
Q:弁護士をやってよかったと思うことは?
A:私は知的好奇心が強い。人の心や人生が垣間見る事ができる。
牛草座長のまとめ
経営者はいずれ弁護士にお世話になるときが来る。
モチは餅屋である。法律の事は弁護士にお任せすることだ。
経営者は経営のプロである。それに専念するべきだと思う。