日 時:2016年8月17日(水)18時00分~
場 所:ウィズ・ザ・スタイル
テーマ:社員共育は社長教育
~どのような社員であってほしいか、の前にどのような社長であるべきなのか~
講 演:株式会社彩―いろどり― 代表取締役会長 林田 達氏(東支部)
内 容:『汗と涙と鼻水だらけの人育て記』
社長の向こうに社員がいるのではなく
社員の向こう側に社長が見える企業創り
37歳の時、脱サラして彩を立ち上げた。
強引ともいえる営業展開して仕事を取ってきた。
業績は右肩上がり…社員は増えていった。
シェアを上げることばかり考えていて、社員のことは考えていなかった。
13人いた社員のうち10人が辞めていった。
社員を仕事の道具としか考えていなかった。
この業界は平均在社年数が3年と言われる。
もう学ぶものがないと思ったら次の会社に移る。
社員は自分を向上させたいと思っている。
何かを学んで辞めて(卒業して)いくような企業にしようと思った。
新卒採用を始めた。
辞めて(卒業して)その後役立つことを覚えてもらいたい。
彩は通過駅であり、終着駅ではない
厳しく鍛えるようにしていった。
個人の創造力・感性を育てる…システム化できない仕事である。
売る商品はない、売るのは人間だけである。
同友会で学んだこと…業種に特殊はない、経営術は一緒である。
組織化はできると思った。
社員に心を寄せるようにした。
社員の見聞を広げるため、異業種交流会を行った。
退社しても縁を切らない、心を寄せるようにした。
しかし、病気で苦しむ社員に対して、心を寄せることができず
「心の傷」を負ったこともあった。
「会社の夢は社長の夢でしょうけど、僕の夢ではない」と言われたことがあった。
夢に代わるもの…共通の価値観になるものを考えた。