はじめまして。
今回から連載を始める【コラム】The EAST WINDです。
同友会東支部ホームページ『ひがしかぜ』と連動したメルマガに掲載します。
福岡同友会におけるトピックや東支部でのエピソードをご紹介してまいります。
第1号のテーマは『ひがしかぜって』。
東支部のホームページ名は『ひがしかぜ』です。
みなさんは東風にどんなイメージを持つでしょうか。
北風は寒い、南風は暖かい。西風は強風(大西風と言って船乗りは要注意の風)。
東風と書いて『こち』と読む。
ご存知菅公の一句。
東風吹かば、匂いおこせよ、梅の花、主無しとて、春を忘るな
東風と書いて『やませ』と読む。
春から秋に、冷たく湿った東風のこと。特に梅雨明け後に吹く冷気をさします。
やませが長く吹くと冷害をもたらすといわれています。
日本の天気は上空の偏西風の影響で西から変わります。
雨をもたらす低気圧は西から東進してきます。
低気圧に向かって風が吹き込むわけですから、東風はズバリ雨の前兆なのです。
でも雨はいやなことばかりではありません。
雨降って地固まる。
花を育てるようになると雨が好きになります。